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抜歯は局所麻酔をして痛くなく行えます。
抜歯はコワイという印象がありますが、医療知識・技能が進歩している今日では、患者さんに十分な配慮がなされます。
★抜歯のステップ
- レントゲンによる診断
抜歯を行う際には、事前にレントゲンで抜歯する歯の状態を確認します
- 炎症があれば抑えてから
抜歯する歯の周りの炎症がひどい場合には、事前に抗生物質、消炎薬で炎症を抑えてから実際の抜歯に移ります。炎症がひどい状態で抜歯を行うと、炎症がさらに悪化する場合があります。ときには早く抜歯した方が良いと判断される場合もあります。
- 局所麻酔を行う
通常の抜歯では、抜くべき歯の外側と内側の歯肉に局所麻酔を行います。局所麻酔の注射の前に表面麻酔の軟膏を塗ることで、注射自体の痛みを減らすこともできます。
- 抜歯
簡単な抜歯なら1本あたり約5〜10分で終了します。複数の歯を同時に抜いたり、親知らずで完全に埋伏している場合には、30分から1時間近く要する場合もあります。
- 傷口の処置
1本だけの抜歯では、抜いた後にガーゼを咬んで止血処置をします。2〜3本連続している歯を抜いた場合には傷が大きいので縫合します。抜歯した穴は出血した血が固まりになって骨の穴を埋めます。血の固まりはすぐに肉芽等に変わり傷口を修復します。
- 術後の痛みは
抜歯中は麻酔により、まったく無痛です。麻酔は約2時間で醒めますが、処方される鎮痛薬を服用する事により、ほとんど痛みを感じなくてすみます。抜歯の前に鎮痛剤を飲んでおくと効果的です。
- 抜歯後の注意事項
- うがいは最小限度に・・・
うがいを頻繁に行うことで再度出血し、血が止まりにくくなります。
- 出血が止まらない場合・・・
通常半日位は唾液に多少の血が混じります。ただし出血が多量の場合は、ガーゼか脱脂綿を丸めて出血部位に当てて10〜20分位しっかり噛んでいると止血します。
- 食事のときには・・・
抜歯当日は軟らかい食事にして反対側で噛みます。刺激物は避けましょう。
- 禁止事項は・・・
抜歯当日は入浴、飲酒、過度の運動、喫煙、夜更かしは避けて安静を保ちましょう。
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抜歯によりできたスペースは正しい処置で回復させましょう。
抜歯は治療の始まりです。
歯を抜いた後に、適切な処置を行うことで快適な日常生活にもどれます。
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抜歯後、放置すると歯列に異変が・・・
抜歯を行い、そのまま放置しておくと、そこで咬めないだけでなく、残った歯が移動して歯列がガタガタになってしまいます。歯が抜けた部位と咬んでいた歯は延びてきて、歯の抜けた左右の歯は、抜けたスペースを補おうと前後に移動してきてしまいます。残った歯は、失った歯の位置を補おうと移動しはじめるからです。
■抜歯後の基本的な処置
抜歯によってできたスペースを補うための処置は部位や範囲によって異なります。抜けた歯が少数で前後に健康な歯があれば「ブリッジ」、前後に支える歯がない場合には「部分床義歯」が一般的です。最近では、骨に人工歯根を埋め込む「インプラント」も普及してきました。それぞれの選択については担当の歯科医師とご相談ください。
- ブリッジ
前後の歯を支台にしてブリッジをかけて抜けた部分を補います。
- 部分床義歯
抜歯によりできたスペースが大きい場合には部分床義歯で補います。
- インプラント
人工歯根を埋め込むことにより、前後の歯に負担をかけることなく抜けた部位を補います。
親知らずを抜歯した場合は、傷口が回復すれば終了です。ほとんどが正しく生えるスペースのない歯なので、抜いたことにより残った歯への影響はありません。
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