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下唇の粘膜に痛みをともなう円形潰瘍があらわれた
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アフタ性潰瘍
- 症状
粘膜疾患でもっとも多い症状で、円形または類円形の表面が灰白色で、周囲に赤いくまどりがあらわれる潰瘍です。強い接触痛をともないます。
- 原因
遺伝性、ウイルス性、精神的ストレス、月経周期との関連がいわれていますが、不明です。
- 発症の特徴
)一般的に20代の女性に多く発症し、約1〜4ヵ月周期で繰り返す再発性(再発性アフタ)があります。
- 治療
1〜2週間で自然治癒しますが、ベーチェット病の症状とも似ているので、他部位の症状(外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状)の確認が必要です。
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3種類の病型がある再発性アフタ
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小アフタ型 |
大アフタ型 |
疱疹状潰瘍型 |
| 男女比 |
1:1.3 |
1:0.8 |
1:2.6 |
| 初発年齢 |
10最代 |
10歳代 |
20歳代 |
| アフタの数 |
1〜5 |
1〜10 |
10〜100 |
| アフタの大きさ |
10mm未満 |
10mm以上 |
1〜2mm |
| 治癒までの日数 |
4〜14 |
10〜30 |
7〜14 |
| 再発頻度 |
1〜4ヶ月に1回 |
月1回以上 |
月1回以上 |
| 好発部位 |
唇・頬・舌 |
唇・頬・舌・咽頭・口蓋 |
唇・頬・舌・咽頭・口蓋・口底・歯肉 |
| 全期間 |
5年以内 |
15年以上 |
5年以内 |
*再発アフタ全体の80%は小アフタ型です。
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褥瘡性潰瘍
- 症状
周囲に白斑をともなう有痛性潰瘍です。
- 原因
不適合な義歯の床縁やう歯、残根歯の突出部などによる慢性刺激で局所の循環障害が生じ発現します。
- 発症の特徴
最も多いのが過長な義歯床縁のくいこみです。
- 治療
原因となる刺激物を除去すれば治癒します。除去後も治療不良の場合は精密検査を受けましょう。
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歯肉に腫瘤や腫脹を特徴とする症状があらわれた
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エプーリス
- 症状
エプーリスとは「歯肉の上にあるもの」という意味で、歯肉に生じた局限性の炎症性腫瘤です。大きさは小豆大からさまざまで、潰瘍、痛みはありません。
- 原因
不適合な補綴物による慢性刺激や、歯周炎などの慢性炎症の存在、女性ホルモンの関与などが考えられます。
- 発症の特徴
上顎前歯部の唇側歯間乳頭部に多く発現し、20〜40歳代の女性に多くみられます。
- 治療
局所麻酔下で切除します。
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薬剤性歯肉増殖症
- 症状
全顎にわたって、歯肉縁や歯間乳頭部の歯肉が増殖しています。色や硬さは正常の歯肉と変わりません。二次的な深い仮性ポケットが形成されるのでプラークが溜まりやすくなり炎症が生じます。
- 原因
服用している薬剤の副作用と考えられます。とくに、てんかん、高血圧症、狭心症などの薬剤の服用で高頻度に生じます。
- 発症の特徴
薬剤服用後2〜3週間で歯肉発赤が始まり、歯肉縁や歯間乳頭部が増殖してきます。
- 治療
可能なら使用薬剤の中止、減量、変更を行い、歯肉を切除します。
口腔粘膜疾患の症状と対処 1 > 2 > 3 |
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