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顎関節症には4つのタイプがあります。顎関節の構造と動きから説明しましょう。
顎関節症という病気を知るためには、顎関節の構造を理解して、どこに障害が起きているのかを知ることが大切です。
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顎関節の構造と動き
顎関節は、頭の骨(側頭骨)のくぼみ(下顎窩)に、下顎骨の丸く突き出ている下顎頭が入り込む構造をしています。下顎頭と下顎窩の間にはクッションの役目をはたす「関節円板」という組織があり、下顎窩と下顎頭が直接こすりあわないようになっています。この関節円板が正常に移動することで、口を大きく開けたり、閉じたりすることができるのです。

■顎関節の動き
正常な場合
・口を開けるときは下顎頭がまず回転し、次に関節円板と一緒に下顎窩から前に移動します。閉じるときは、下顎頭が関節円板と一緒に後ろへ移動し、下顎窩の中に収まります。
障害のある場合

・関節円板がずれて下顎頭にひっかかり関節円板が下顎頭にのるときに音がでます。(クリック)

・ずれた関節円板とひっかかりが強くなると、下顎頭が前に動きにくくなり口が少ししか開かなくなります。(ロック)
■顎関節症の4つのタイプ
- 筋肉の障害
あごを動かす筋肉が、何らかの原因で緊張して固くなったり、痛みがあるタイプです。要するにあごの筋肉がこっている状態です。

イラストでは見えない内側には内側翼突筋と外側翼突筋があり、側頭筋と咬筋を合わせて咀嚼筋と呼ばれます。
- 関節包・靭帯の障害
顎関節がねんざした状態です。関節包、滑膜、靭帯に強い力が加わって損傷するもので、あごを動かすと痛みます。
- 関節円板の障害
関節円板が本来の位置からずれているタイプです。口を開けると音(クリック音)がしたり、口が大きく開けられなくなる(ロック)のは、関節円板の障害です。
- 骨の変形
顎関節に強い力が恒常的に加えられると、骨が変形することがあります。口の開け閉めでゴリゴリ、ジャリジャリと音がすることがあり、周囲に炎症をともなうとあごを動かしたときに痛みを感じます。
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