歯科治療Q&A
Q&A
抜歯に関するQ&A
| 1: 抜歯するしかない、と診断されたのですが、抜く以外に治療法はないのでしょうか? |
| 1:最近の歯科治療は大変進歩していますから、昔ならば抜かなければならなかった歯でも、今ではさまざまな治療法が可能になっています。しかし、虫歯や歯周病がかなり進行してしまったり、歯が割れたり、折れたりした場合には抜歯しなければなりません。抜歯と診断されたときは、どうして残せないのか先生に説明してもらい、納得してから抜歯のスケジュールを決めてもらいましょう。 |
| 2: 痛くない親知らずでも抜かないといけないのですか? |
| 2: 上下の親知らずが正常な状態で生えて噛み合っている場合には抜く必要はありません。しかし、最近ではこのようなケースは極めて稀で、ほとんどの人は生える場所がなく正常でない場合が現状です。親知らずの状態をレントゲンで確認し、抜歯の理由を説明してもらい納得したうえで、先生の指示に従いましょう。 |
| 3: 抜歯直前の生活上での注意事項を教えてください。 |
| 3: 前日は睡眠を十分にとってください。抜歯後2~3時間は食事ができませんので、事前に軽くすませてください。他の病気で薬を服用している場合は、先生から中断の指示がない限り通常通りに服用してください。抜歯だからと特別なことはしないで、予約時間に余裕をもって受診しましょう。 |
| 4: 高血圧症ですが抜歯しても大丈夫ですか? |
| 4: 高血圧症や心臓疾患、糖尿病の方の場合には、必要に応じて内科の先生と連携をとりながら安全な状態で行う必要があります。また、アレルギー体質の方の場合には、麻酔でアレルギー反応が出る場合があるので、事前にアレルギー反応テストを行うこともあります。いずれにしても、治療を受けられる際に、ご自分の健康状態などをなるべく詳しく伝えましょう。 |
6歳臼歯に関するQ&A
| 1: いつごろ最初の永久歯が生えてきますか? |
| 1: おおよそ6歳前後に「6歳臼歯」(第1大臼歯)か、下の前歯が生えてきます。7~8歳で上下の前歯4本ずつ生え替わりますが、このときにまだ6歳臼歯が生えてこないようなら、手前の歯が妨害しているおそれもあるので、歯科医師にご相談ください。 |
| 2: 生えてくるときに、歯ぐきがはれたり、熱が出たりしますか? |
| 2: 人によっては歯ぐきがはれたり、熱が出たり(いわゆる知恵熱)します。扁桃腺に近いので、高熱を出す場合もあります。そんなときにはまず歯科医院で診てもらいましょう。 |
| 3: 子どものブラッシング方法ですが、どんな歯ブラシでどう磨くのがいいですか? |
| 3: 毛の高さ7mm前後、3~4列でブラシ部の長さ2cmくらいの学童用歯ブラシを選んであげてください。毛の硬さはナイロン毛でM(ふつう)が適当です。6歳臼歯が乳歯の奥歯より低ければ、横から歯ブラシを入れ、6歳臼歯の噛む面に毛先が当たるようにして磨いてください。高さが揃ってきたら、乳歯と一緒に前から毛先を届かせて磨きます。 |
| 4: 歯磨きで歯肉弁(6歳臼歯に被さった歯ぐき)を傷つけてしまいました。どうしたらいいですか? |
| 4: 傷がそれ以上ひどくならないように、2~3日歯ブラシが強く当たらないように注意して磨いてください。傷がひどくはれ出したときには、2~3日歯ブラシを当てないでください。心配であれば歯科医院で診てもらいましょう。 |
| 5: フッ素は塗ったほうがいいですか? |
| 5: フッ素は歯質を硬くし、虫歯になりにくい歯にします。特に、生えたばかりの歯には効果的だと言われています。ただし、過信は禁物。汚れがひどかったり、甘いものを多くとり過ぎたりすると、フッ素を塗っていても虫歯になってしまいます。きれいな歯でいて、はじめてフッ素効果が高まるのです。 |
| 6: キシリトール、リカルデントは虫歯予防に効きますか? |
| 6: まだ十分解明されていないので明言できませんが、ある研究では菌の活動を抑制したり、歯の再石灰化を促進させたりする作用があると言われています。 |
歯周病に関するQ&A
| 1: 歯周病は遺伝しますか? |
| 1: どんな病気でも「なりやすい・なりにくい」「治りやすい・治りにくい」といった個人差はつきものです。したがって、歯周病の原因のほとんどは不衛生な口腔内ですが、多少は遺伝的要素もあると言えます。ですが、口腔内をきれいにし、噛み合わせを改善すれば、ほとんどの方は歯周病を防げると言えるでしょう。 |
| 2: 歯周病に自覚症状はありますか? 例えばどんなもの? |
| 2: 歯周病の初期段階である歯肉炎や歯周炎の初期には、ほとんど自覚症状がありません。残念ながら、気づかないうちに進行していくのが歯周病なのです。歯肉のはれを自覚したり、歯磨きで出血が止まらないような場合には、症状がかなり進行しています。知らないうちに悪化させないためにも、歯科医院での定期的な検査をおすすめします。 |
| 3: 毎日の生活での注意点は? |
| 3: まずは、正しいブラッシングを怠らないことが一番です。また、甘い食べ物は細菌の巣であるプラークの栄養源になるので控えたいところです。さらに、全身の健康状態が悪化すると免疫力も低下して細菌の活動が活発になってしまうので、体調管理も重要です。 |
| 4: ブラッシング以外の予防法はありますか? |
| 4: 基本的にはブラッシングがきちんとできないうちは、それ以上のどんな予防法もあまり意味はありません。ただ、ブラッシングでは限界もありますので、歯科医院でのクリーニングがおすすめです。 |
口腔粘膜疾患に関するQ&A
| 1: お口の中の同じ位置に繰り返し口内炎ができるのですが……? |
| 1: おそらく再発性アフタだと思われます。発現する潰瘍の数や大きさで再発性アフタの病型が判断できますので、早めに歯科医院にご相談ください。 |
| 2: 舌の表面に白っぽい境界があらわれます。自覚症状はないのですが、日によってフチの形や場所が変化しているみたい……これは病気でしょうか? |
| 2: おそらく地図状舌とよばれるもので、病気ではありません。舌の表面が白色に縁どりされ、円形から類円形の淡赤色斑があらわれ、経過とともにそれが癒合して地図状に見える症状です。日によって形態や位置が変化する原因は不明ですが、遺伝的要因が指摘されます。10歳以下の小児や若い女性に多くみられますが、年齢とともに徐々に消失していきますので心配いりません。 |
| 3: 全身に湿疹があらわれ、その後口の中に口内炎ができました。治療したいのですが皮膚科か歯科のどちらに行ったらいいのでしょうか? |
| 3: 全身の症状が先の場合、先に皮膚科に行かれることをおすすめします。口の中の症状がよくならないようなら、歯科を紹介してもらいましょう。 |
| 4: 口が渇いてしょうがないのですが、日頃自分で気を付けることはありますか? |
| 4: ドライマウスだと思います。ドライマウスの原因はさまざまですから、歯科医院で相談されるのが一番ですが、生活上の注意事項としては、口が渇いたらお茶や水を飲むこと。外出時も飲み物を携帯してください。また、部屋の乾燥に注意して加湿器をご使用ください。口が渇くと虫歯や口内炎ができやすいので、常に口の中は湿らせておきましょう。 |
| 5: 口腔癌に進展することが多い口腔粘膜疾患を教えてください。 |
| 5: 悪性黒色腫、紅斑症と呼ばれる口腔粘膜疾患は、癌化する確率の高い症例です。白板症も、前癌病変のひとつに位置づけられています。いずれにしても、どのような口腔内の変化も軽く考えずに、歯科医院に相談されることが一番です。 |
妊娠中の歯科治療に関すQ&A
| 1: 親知らずが痛み出したのですが? |
| 1: まず歯科医院で診察を受けましょう。分娩まで延期できるのであれば応急処置にとどめますが、抜歯が必要であれば安定期(4ヶ月末~7ヶ月)までに処置を行う必要があります。安全な態勢で出産に臨めるよう、できるだけ定期的に歯科検診を受け、必要な処置・治療はすませておきましょう。 |
| 2: 麻酔しても大丈夫ですか? |
| 2: 必要最少量の使用にとどめるのはもちろんですが、通常の歯科治療で使用する量であれば問題ありません。麻酔時の痛みを最小限にしてストレスを避けるようにしてもらいましょう。 |
| 3: 治療で仰向けになると苦しいのですが……? |
| 3: 妊娠末期には、仰向けの姿勢を長く続けると子宮が下大静脈を圧迫するため、血圧が低下することがあります。治療の際は完全な水平位ではなく、座った姿勢で行ってもらいましょう。 |
| 4: 授乳中なのですが、薬は大丈夫ですか? |
| 4: なるべく薬剤を投与しないことが望ましいのですが、抗生物質が母乳を介して新生児に移行する量は微量なので、常用量で短期間ならば問題ないと考えられています。それでも不安が残る方は、服用時のみ一時的に粉ミルクなどの人工哺乳に変えることをおすすめします。 |







